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緊急時対応〜目の前で人が倒れた時のあなたにできること〜

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「ウッ…」
バタンという音と共に目の前の人が倒れたら、あなたはどうしますか?

スポーツ現場、病院、道路など、いつ・どこで・何が起きるかわかりません。

緊急時にあなたの行動1つで、命を救うことができるかもしれません。
緊急時に焦らずに行動できるための流れをお伝えしていきます。

⒈ あなたの勇気ある行動で命が救われる

人は心臓が止まってから1分経つごとに、助かる確率が7〜10%低下すると言われています。

引用:東京消防庁
http://www.tfd.metro.tokyo.jp/lfe/kyuu-adv/joukyu/oukyu-01.htm

しかし、あなたが適切な対応ができ、AEDを使う前に胸骨圧迫を行うことで、生存率を2〜3倍上昇すると言われています。

また、119番通報をしてから救急車が到着するまで、平均8,6分かかると言われています。

この救急車が到着するまでの時間で、あなたが勇気を持って行動することで、命を救える可能性が上がるのです。

⒉ まずすべきことは?

では、倒れた人が目の前にいた時にどのような対応すればいいのかについてお伝えしますが、これは必ずしもあなたがやらなくてもいいのです。もし緊急時に出くわした時、自信がなければ誰かに指示ができたり、自分ができることをするだけでも命が救われるかもしれないからです。

また、これが完璧にできたとしても命が必ず助かるということはできません。もし、対応して命が助からなくても、自分を責める必要はありません。

これらを確認した上でお伝えしていきます。

・周囲の安全の確認
近づく前に、周りに危険がないかを確認します。
危険があると自分にも被害が起こる可能性があります。
危険がある場所では、その人を安全な場所へ移動しましょう。

・意識の確認
近づき、肩を叩きながら声をかけ、その人に意識があるのかを確認します。

⒊ 意識がない場合の対応

意識の確認を行い、意識がなかった場合の対応についてお伝えしていきます。

・119番、AED
周りにいる人を呼び、119番の要請とAEDを持って来てもらいましょう。

・呼吸の確認
耳を口元に近づけ、胸の上がり下がりを見ます。
もし呼吸をしていないようであれば、次の心肺蘇生に移ります。
呼吸がある場合は様子を見ながら救急隊を待ちましょう。

・心肺蘇生
胸骨圧迫を30回、人工呼吸を2回を一サイクルで行います。
胸骨圧迫は左右の乳頭を結んだ真ん中を、手を揃えて押します。この際に、腕を伸ばし、自分の体重で押すようにしましょう。
人工呼吸は片方のてを額に置き肘を地面につけ、もう片方の手を顎に引っ掛けて顎をつき出した形にします。この状態から額に置いていた手で鼻をつまみ、相手の口を全て覆うようにして大きく息を吹き込みます。
人工呼吸は必ずやらなければいけないものではありません。自信がなければ胸骨圧迫だけでも十分効果があるので、行わなくても大丈夫です。

・AED
AEDが到着したら持って来た人にAEDを使えるか聞きましょう。もし使えるようであれば起動してもらい、自分は心肺蘇生を続けます。
もし使えなければ胸骨圧迫を代わってもらい、自分がAEDを起動しましょう
起動できたらAEDの指示に従って下さい。

⒋ 意識があった場合の対応

・歩行確認
歩行ができる場合は生命を脅かす危険性はないと考えられます。
歩行ができない場合は次に進みます。

・呼吸の確認
呼吸をしているかどうか?呼吸の回数は正常かを確認します。
毎分9回以下や30回以上は生命を脅かす危険性があり、心肺蘇生の適用となる場合があると考えられます。

・脈の確認
手の平側の親指側の腕に三本の指を置き、脈を確認します。
毎分50回未満や120回以上は生命を脅かす危険性があり、心肺蘇生の適用となる場合があると考えられます。

・従命反応
こちら側の指示通りの行動ができるかどうかの確認をします。
例えば、手をグーパーできるか、目をパチパチできるか、足首を上下に動かせるか、などで確認します。
できない場合は生命を脅かす危険性があり、心肺蘇生の適用となる場合があると考えられます。

⒌ まとめ

ここまで救急現場での実際と実際の対応方法をお伝えしてきました。
あなたの前で、いつ、どこで、何が起きるかは誰にもわかりません。
しかし、もしもの時にあなたが勇気を持って行動することで、命を助ける可能性は上がります。
いざという時に動けるように、ここでお伝えしてきた知識をぜひ覚えておいてください。

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