ストレッチやトレーニングを継続して行うことができない。始めた当初はうまくいっていたのに、体調を崩したことがきっかけで全くやらなくなってしまった。このような経験、あなたはお持ちではありませんか?
毎日継続して行うのは簡単なようで実は結構難しいものです。トレーニングやストレッチをどのようにして習慣化していくかが継続していくためのポイントです。ストレッチやトレーニングを習慣化することができれば、やらない日が続くと気持ち悪くてやらずにはいられないようになります。
今回は、今まで何をしても三日坊主で続かなかった人がトレーニングやストレッチを習慣化するために意識しておきたい3つのポイントをお話しします。ぜひ実際に行い、効果を体感してみてください。
1.続けるためには頑張りすぎないのがポイント
あんなに始めた時はやる気に満ち溢れていたのに、ストレッチやトレーニングがなぜ続けられないの?と悩みをもつ方も多いのではないでしょうか。
ダイエットなどの体質改善における挫折を感じる大半は、「ストレッチやトレーニングを継続的にできないから。」と言われています。いくら計画的に行っても、環境などに左右されて挫折する人が多いのが事実です。
このようになってしまうのには、実は明確な原因があるのです。
その答えは種目の多さなどの過剰な計画を立てることにあります。
綿密に計算して、「この日までにどのくらいカロリーを減らして、このくらいのトレーニングとトレーニングの効果を上げるためにこのくらいのストレッチをすれば完璧。」とカレンダーや手帳に書き出してモチベーションを高めることに成功した。
しかし、計画は万全のはずだったにもかかわらず、実際に行ってみたらきつすぎて3日も持たなかった。
つまり、計画の段階で頑張りすぎてしまったんですね。トレーニングやストレッチの習慣をつける前にこのように自分のキャパを大きく上回るような計画を立ててしまうことは、確実に途中で挫折してしまいます。
私たちは自らのカラダを守るために、実施できない無理なことは無理して継続的に行うことができないようにカラダを無意識に守ります。まずは「頑張りすぎない」範囲で毎日出来るようにしていくことがダイエットを挫折せずに続ける第一歩です。
2.どんなにやりたくない時でも10秒だけはやる
どんなにストレッチやトレーニングが習慣づけられたとしても、「今日はやりたくないな」と思う日は絶対に訪れます。かくいう私も、パーソナルトレーナーとして、バドミントンプレイヤーとして「今日はトレーニングしたくないなー」と思う日もあります。体調などカラダのコンディションは毎日同じわけではないので、休みたいと思う時もありますよね。
しかし、やる気のない日に自身の気持ちに任せて何もやらないことは危険です。もしかしたらその一日でこれまで築き上げてきた習慣が一瞬のうちになくなってしまうかもしれません。これは脅しでもなく、習慣が崩れる最も大きな要因の一つが「1回の自分への怠惰」というのが意識調査などでもわかっています。
何か新しいことをはじめて、それを継続するのはとても難しいことです。もう本当にどうしてもやりたくない時でも10秒間のストレッチ。もしくは1種目だけのトレーニングを行い、継続するという成功体験を必ず積むようにしてください。
例えば、3週間ほどトレーニングやストレッチが続いてきたときに、仕事が忙しくて家に帰るのが遅く、1日サボってしまった。その時に「続けられない私はもうだめだ」と言う罪悪感から、ここまで続けてきたストレッチやトレーニングをやめてしまうのはもったいないですし、こうなると短期間で再開することは難しくなります。
どんなに忙しくても10秒できるかできないかで生活習慣は大きく異なります。カラダは定期的に行うことに対してどんどん記憶していきます。10秒でも行うことで「今日も達成」という認識をして習慣を継続しようとするのです。
人は同じことを21日以上続けることでそれを習慣として落とし込む性質を持っています。
やる気がなく続かないというときは10秒だけ向き合ってみましょう。
3.MUSTとCANの区別でOK
意外に多いのが、一度決めたことは最後までやり通さないと気が済まない人です。この考え方はとても素晴らしいのですが、たまにできない時もあるから、その時の例外対処方法を決める柔軟な対応策を決めましょう。つまり、「今日できなかったからもう明日から続けられない。」と逃避しないことが大切なのです。
うまくいかないときに逃避してトレーニングやストレッチを諦めてしまうことは、一時的な解決策かもしれません。しかし、それはあなたが目指した「理想的なカラダ作り」という根本的な解決にはつながりません。
まず気にかけていただきたいのが、毎日のストレッチやトレーニングの中で必ずすべてのメニューをこなさなければならないというMUSTの考え方を捨てるということです。
私たちのカラダは日々変化をします。体調のいい日もあれば、悪い日も当然あります。
この悪い日にMUSTの考え方だと、自己嫌悪感や出来なかったことへの虚しさを感じます。これにより、カラダの変化を純粋に楽しむことができなくなり、ストレスが溜まるようになります。これを改善するためにはメニューづくりをMUSTからCANの考え方へと変化させる必要があります。
CANの考え方とは例えば、メニューを3段階に組み、
・1番下の段を、10秒しかやりたくないときにやる種目。
・2段目を苦なくできて少しの達成感のある種目。
・3段目を調子がいい時は必ず挑戦する種目。というように3つに分けてみます。
あとは、その日の自身の調子に合わせて3段階のどこまで行うかを決めるだけ。それだけでここまでやらなくちゃという自分へのプレッシャーをなくすことができます。
トレーニングやストレッチの考え方ををMUSTからCANへとスイッチすることが続かないを解決する第一歩となります。
4.まとめ
自分と立てた約束を守るためには様々な面でストレスを感じる時があります。
例えば、トレーニングしたいのにもかかわらず、急な飲み会や商談の打ち合わせが入ってしまったり、交通機関に遅れが出て思い通りの時間確保ができなかったなど。様々な環境によってうまくいかないときもたくさんあります。
この中で、いかに自身の中で特例を作りながらもルール決めを行い、不達成を減らしていくことができるかが、ストレッチやトレーニングの習慣化につながります。
ストレッチやトレーニングの見方を少し変えるだけで解決してしまうこの方法をぜひお試しください。
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